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水上 紀行
為替バカ一代!
ストラテジストコメント
ロンドン見通し(2015/05/05)
閑散としたマーケットですが、ドル/円が堅く見えてなりません。こうした高値圏で、静かに横ばいだということは、少なくともロングにはなっていないものと思われます。
これで、もしレベル感からの売り(値ごろ感からの売り)をしてしまうと、マーケットはショートになり、ジリジリと上がってしまうものと思われます。
私のような、上を見ている者としては、こうして戻りを売ってマーケットがショートになるのを待ちたいと思います。
これは、月足でも言えることで、昨年の12月以来、月足では、上値は122.00近辺で抑えられていますが、下値が切り上がっており、いわゆるウェッジ(楔型)・フォーメーションがほぼ出来上がってきています。
あとは、上がるタイミング待ちだと思っています。
ここにきて、原油安による貿易赤字の減少が指摘されています。
しかし、一方で、運用難からの、国内の生保など機関投資家や、GPIFのような公的な運用機関からのドル買いも出てきています、
そして、今週金曜には米雇用統計の発表が控えていますが、現象面からも、ドル/円の買いは引かなくなっていることも事実です。
つまり、自然体で、ショートだと思います。
したがい、ドル/円の上昇の可能性は高いものと見ています。
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